
高温熱処理が、価値をさらに高める。
三和電気では水素処理炉、真空処理炉を使用して各種金属・部品の高温熱処理を行っています。金属内部の脱ガス、ブライトアニール、加工歪みの除去など目的に応じた高温熱処理が可能です。
コイルの連続熱処理とバッチ熱処理
連続熱処理(ランニングアニール)
タングステンコイルはコイリング工程で、モリブデンなどの芯線に連続的に巻きまわされ、ボビンに巻き取られます。
さらにボビンからスプールへと自動的に巻き取られていく過程で、高温水素炉内を通過させ、アニールを行いコイリング時の歪みを除去します。ときには数十kmにおよぶ製品もあり、その場合は数十時間をかけて熱処理を行います。 コイルに限らず長尺ワイヤーなどの処理も可能です。
バッチ熱処理(ボートアニール)
定寸に切断されたタングステンコイルはバッチ熱処理(ボートアニール)を行い、形状の安定化と歪みの除去を行うことで、優れた品質を確保します。タングステンコイルのほか、各種部品の熱処理も同様に行います。
フラッシング装置 |
連続処理炉 |
アニール後の電極表面 |
製品形状に適した処理にお応えします
熱処理技術は、加工歪みの除去、ブライトアニール、材料内部の脱ガスなど、さまざまな目的に使用されます。水素処理は最高1,650℃、真空処理は最高2,200℃の処理が可能。真空処理炉でターボ分子ポンプを使用しています。線状製品の連続処理(水素炉のみ)や、ボート(容器)に入れたバッチ処理、コイルに芯を入れ通電するフラッシング処理(コイル長 最大1,500mm)など、当社では扱う製品・材料に適した熱処理方法・条件をご提案します。

